スベテヲ アゲルヨ…
本当ならば今日はツーリングに征く予定だったのだけれども、寝坊により断念。明日から5連勤なので明けたら温泉に入りにいくかねぇ。 結局中途半端な休日になりそうだったので夕刻までゲームをしてました。Nitro+という会社の「沙耶の唄」というPCゲームです…。。テキストと絵が表示されそれを読み進めていく…というスタイルで、ゲームというより小説を読む感じかな。萌えとかどうでもいいです。ジャンルはホラーアドベンチャー。ホラーというわりにはあまり怖くは無かったような…(^_^;) ゲームのストーリーについて。主人公のフミノリくんは交通事故により「普通のモノがグロテスクなモノに見え、感じてしまう」という一種の失認症になってしまう。かつての友人も見るに絶えない容姿に見え、付き合いも苦になっていく。自らを狂人である事を認めるが、精神科に送られるのを避ける為、狂った世界で辛抱し続ける毎日。しかしそんな時フミノリくんにもヒトとして認知できる「沙耶」という少女と出会い、世界を侵す恋を紡いでいく…といった物語。 ハッキリ言ってこのソフトはオススメではありません。背景からグロテスクなので胸が悪くなってしまう方もいらっしゃるので。しかしこのゲームの真髄はホラー要素に非ず。主人公の心理描写にあります。始めは人付き合いを嫌う程度だったのが次第に狂っていきヒトを殺め、喰らっていく(うわ…)ように変わっていきます。そもそも孤独な二人には愛し愛されるのは相手だけしかいません。ならば二人だけの世界を…と狂気が加速していく。個人的には悲しい物語だと思います。 ネコマ的にはこの狂気にも似た恋は、マネはしたくは無いけれど物語的にスキです。時にヒトは恋をすると周りが見えなくなります。恋は盲目ってヤツですな。しみじみ。相手を想い、身を愛欲の炎で焦がすのも一つのカタチだと思います。しかし周りを不幸にする恋や双方が妄信的になってしまう恋、二人だけの価値観で存在し、成り立つ恋ってどうなんだろう、と考えたりします。 当事者にしてみれば当たり前で真理である事柄や価値観が、一般人や周りのヒトとは異なることはあったりします。当事者さえよければいいのか、他人に合わせた恋がいいのか、またフミノリ&沙耶のような場合では周りの友人はどう対処すればいいのか…。その恋は背伸びをしなきゃいけな恋なのか。等身大の恋なのか。ちょっぴり考えてしまいました。まぁ、恋をする前に息子離れが出来ないウチのオカンを何とかしなきゃいけないんですケド(笑) そんな日のこと。著作権に引っかからないか不安な日のこと。
by nekomatic-special
| 2006-02-05 00:19
| ゲーム
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