0359 07-01-06

ハンギング熊



薄暗い部屋に一人の男が吊るされている。彼の誰も名前は知らない。もしかしたら本人も知らないかもしれない。だがそんな事は彼を知る上では細事であろう。名も無き彼は人々からこう呼ばれている。…「熊ノ二挺拳銃」、人呼んで「J熊」と…。

「熊ノ二挺拳銃」と言えば我々の世界の住人では知らぬものがいない程の武士-もののふ-である。幾度の戦場に於いて不敗。常に勝利の丘に君臨する孤高の王。北国の大地で生み出された肉体と、偉大な一族により鍛え抜かれた鋼のようね肝臓の持ち主。未だ我々の力を持っってしても、彼が膝をつくことは無い。故に最強…否!最凶といえる存在であろう。





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しかし、そんな彼が無残にも吊るし上げられている。いったい誰がこんなコトを…

J熊「…ん?こ、ここは…」

ネコマ「随分遅いお目覚めだな。昨夜は随分とベッドの上で頑張っていたのかぃ?」

J熊「その声と品の無い口調は…ネコマか。まだ生きていたとはな…。」

ネコマ「ハッ!こんなものが俺様のシマに届いたんでね。地獄から舞い戻ってきた訳だ。」

J熊「生き汚いのは地獄に落ちてからも相変わらずでガッカリだな。そのハガキは…?」

ネコマ「コレか?年賀状ってヤツさ。その位は知っているだろう?その年賀状に粗相があったんで、こうしてお互いツラを会わせてやったってワケさ!」

J熊「粗相だと?どうやらキサマの脳みそはついに木綿豆腐にまで成り下がったか?普通の年賀状じゃないか!住所も文章も間違ってなかったぜ?」

ネコマ「………貴様に何が分かる?…何が分かるって言ってんだよぉ!ネタだ!ネタが何処にもねぇじゃねぇぁ!」

J熊「…何を言う?年始の年賀状にネタを載せるなど…恥れ者が!」

ネコマ「J熊よ…、一つ問う。俺たちは何者だ?…わかるよな、立○キティーズの戦士だ!ここでネタを送らないでどうする!見ろ、現に死神様はこんなステキな年賀状を送ってくれたじゃないか!あん?」

J熊「…ヤレヤレ。うるさい、黙れよ

ネコマ「クックック…。随分と威勢がいいなぁ。J熊よ。」




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ネコマ「今のキサマの置かれている状況が分かってないようだなぁ。俺様は今、お前を見下ろす立場に居るんだぜ?」

J熊「成る程、バカと神様は高いところがお好きってコトか。納得いったぜ」

ネコマ「…その余裕もこれまでだ。これから貴様に問いただしたやるぜ。…じっくりかわいがってやる。泣いたり笑ったりできなくしてやる!」





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J熊「…っく!そんなフラッシュでオレが口を割るとでも?」

ネコマ「うるさい!黙れ!何故だ、何故普通の年賀状なんだ!答えろ、熊!!」

J熊「…………ろ…<ボソッ」

ネコマ「あん?」

J熊「…オレのケツでも舐めろ」

ネコマ「…俺を怒らせてそんなに死にたいか!もう我慢ならねぇ!この俺様の得物を見ても同じ事が言えるかな?おい!野郎ども、オレの得物を持って来い!」

部下ズ「Nya,Yes,Nya!」





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ネコマ「どうだ!あらゆる機能性とスタイルを無視して、ただ栄光-ネタ-の為だけに手に入れた銃…。ゾクゾクするだろぅ?もっとも、練馬大根さんの方がステキな得物を持っているがな。いい加減、正直に吐いちまえよ?」

J熊「…フ○ック」




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ネコマ「野郎ども!聞いたか、いまのイカレ野郎のコトバを!俺様に罵声を浴びせやがったぜ!こういうヤツはそうしたらいいと思う!」

部下A「SATHUGAIセヨ!SATHUGAIセヨ!」
部下B「SATHUGAIセヨ!SATHUGAIセヨ!」
部下Z「SATHUGAIセヨ!SATHUGAIセヨ!」

ネコマ「OK!お前らが最高にハイなヤツラでなによりだぜ!J熊よ?ラクに死ねると思うなよ?4発の弾丸のうち、死に至らすのは最後の一発だ。3発は急所を外してやるぜ?ヒャヒャッヒャ!」

J熊「そいつはイキな計らいだな。その優しさにヘドが出そうだぜ」

ネコマ「安心しろ。オマエの後は混沌士皇太子が追いかけて来るんだからなぁ。それじゃ、ありがたく俺様の鉛玉を受け取るんだな…ハレルゥヤ!ハレル…」

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闖入者「待った!」

ネコマ「な!キサマ…何者だ!」



   続かない。むしろ続いてたまるか(笑)

そんな日のこと。撮影が一苦労な日のこと。
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by nekomatic-special | 2007-01-07 00:29 | グッとキたモノ
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