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0334 06-12-13

新境地開拓



ども、ネコマです。今回はネコマの新しい試みをば。

先日ちょいとばかし語りましたが、オキニの混沌士のサイトにある「混沌好的台詞」にイイカンジで感銘を受けたのでここでもトライしてみたいと思います。…べつに
「お?面白いことやってんなぁ。ふむネタになりそうな、新しい予感…(考察中)…試してみるか!」
…みたいな状況ではないのでアシカラズ(墓穴)。ちなみに混沌士には無許可で独断と偏見と俺様ジャッジでお送りいたしております(笑)

そんな一発目「生き方を決定付けたコトバ

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・台詞:
 「こんな奴らのために、これ以上誰かの涙は見たくない!みんなに笑顔でいてほしいんです!だから見てて下さい。俺の、変身!」
 「いつでも誰かの笑顔のために頑張れるって、すごく素敵なことだと思わないか?」
・出典:特撮番組「仮面ライダークウガ」:五代雄介(主人公)・神崎昭二(恩師)
 
前者は2話「変身」にて。雄介が戦う決意をしたとき。それまでは闘うことに抵抗を感じていた雄介だが、周囲の人たちの為に戦う決意をする…。とまぁ文字にすると結構短いけど、すごい深いセリフ。と言うのも、戦うコトって凄く辛いと思うから。ヒトを傷つければ必ず自分に跳ね返ってくる。誰だって殴る感触がスキなヒトは居ないと思うし。そう、主人公の雄介もその一人。だけど彼はみんなの笑顔が大好きだから戦う決意をする。その道はとてもつらいけど、劇中では最後まで涙や辛さを周囲に漏らすことなく「笑顔の為に」敵と、それから自分と戦っていた。綺麗言だけど、それでも信じて戦った彼は本当の意味で強いと思う

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そして後者は12話「恩師」にて。両親が無くなった雄介に送った恩師のセリフ。雄介の生き方を決定付けたコトバ。コレも大好き。ヒトは支えあって生きているというのはありふれた言い草だけど、言いえて妙だと思う。例えば砂漠に一軒家を与えられて耐えられる人間は少ないと思う。だからこそ周囲の存在はありがたい訳で。誰かの為に頑張ることって人間の本質であると思う。勿論その裏側の破壊や憎悪といった負の感情も人間の本質だとおもう。だからこそ、誰かのために頑張るってコトはタイセツなんじゃないかと。ちなみに親指を立てる仕種は「サムズアップ」というらしい。古代ローマで、満足のいく行動をしたヒトに送られるポーズなんだとか。実はネコマのオキニイリ。そんな満足のいく行動が出来る人間になれるゆおに、と願いもこもってます。余談ですが、このコトバは恋愛に関しても置き換えられるような…。成る程、いつも泣かせる立場にあるわけです(苦笑)



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・台詞:「…なんかじゃない!間違いなんかじゃ…ない!」
・出典:PCゲーム「Fate_stay night」 衛宮士郎(主人公)
・幼き頃に大災害のただ一人生き残りの主人公のエミヤくん。自分の命を救ってくれた義父・衛宮切嗣のような「正義の味方」になるべく、日々頑張っていく。しかし、現実は裏切りの現実で、自分の願いは報われないものだと知る。
―正義の味方になる
―みんなを救いたい
―理不尽な暴力から救いたい

という理想は。
―正義の味方が救うものは、正義の味方が救ったモノだけ
―誰かを救うということは誰かを助けないということ
―10ある中で9を生かすために1を殺す

という現実を知ることになる。…そんな中、未来の自分の姿を直視する。一見しただけでソレが自分と相容れないものだと感じる。なぜなら自分の理想と真逆を征くモノだから。否定されて、失って、傷ついて…それでも自分の理想がおかしくても、間違ってないと解る。征く先には破滅しかないしけど、それでも自分の進んできた道や信じた理想は間違ってない―。そんな彼が自らの真逆に向かって放った一言。

うーむ、説明長すぎましたね、反省。でも、誰かの幸せのために自分を犠牲にすること。その生き方はであるかもしれないし目に映るヒトを救おうとしても、自分は含まれない。なぜなら「目に映る者」だから。自分は直視できないから。そんな征き方しても便利屋扱いされるのがオチだとおもう。現実はかくも祈りに満ちていて、かくも絶望に満ちているから。それでも十分の信念を曲げずに、歪な求めであると知ってなお進み続ける姿に感銘を受けました。コレってすごい難しいと思うから。生き方の初志貫徹ってホント難しい。レッドバロンの営業を挫折したから尚更かな。果たして、自分の信じた理想は何だったのか?まだ持ち得ているのか?忘れたのか?諦めたのか?自らを問い直したいときに浮かんでくるシーンです。


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・台詞:「あなたは自分の人生のヒーローになりなさい」
・出典:PCゲーム「Hello,World」・麻生純子(主人公の保護者<?)
・主人公である友永和樹は人間を調査するために作られたロボット。しかしロボットである彼が人を愛し、
破滅に向かう世界より愛する者を救いたい
と願った時に純子さんが主人公に向けて言った台詞。純子さんのが主人公を応援し励ましてくれている気持ちがしっかり伝わってきます。たしかに生きるうえで協力的なのはイイコト。誰かの為に尽くすことは悪いことじゃない。だけどその主体は自分で無ければならない。誰かの道具でもない、自分自身の意思。言われたからする、のではなく自分が正しいと思ったからする、でなくちゃダメだと思う。それこそ考えられなくなったヒトがロボットのようになって、進化したロボットが人間のように振舞う…なんてコトのないように。そして純子さんは挫けそうでも、立ち上がろうとする限り「負けない」ということを教えてくれました。
ちなみに純子さんの台詞の全ては下記の通り。ちなみにこの台詞を読むと心の中でサントラ「決意」が流れ始めます(笑)

「あなたは自分の人生のヒーローになりなさい。あなたの人生はあなたが主人公でなくっちゃいけないのよ。誰かの脇役になってはいけない。そして、ヒーローは最後には勝つの。あなたが立ち上がろうとする限り、あなたは負けない。最後まで負けないものが、最後に勝つんだから。あなたは自分の勝利を手に入れなさい。」
「守るものがある人は強くなれる。自分の背後に大切な者があると信じてる人は、簡単には倒れない。自分の体は自分の為だけではないことを知っているから。人の強い弱いなんてね、案外そんなちょっとの違い。」

ふぃ~なんだかアレコレ蒼クサイコトを語ってしまったような。今度はマジメじゃないのも征ってもいいかも。

そんな日のこと。でも、征き方に正否はない日のこと。
by nekomatic-special | 2006-12-14 01:42 | 先人はかく語りき
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